別府は明礬温泉地区にある「湯元屋旅館」さん。
明礬温泉で中心的存在?の「鶴寿泉」の目の前のお宿です。
こちらは、立ち寄り湯が可能なので、今回は立ち寄り湯でお邪魔させていただきました。

看板がなければ、一見普通のお宅と見間違えそうな感じです。
訪れたのは15時半ごろ。
中へ入ってもかなり自宅感がございます。
お客さんもまだ到着されていないようで、客は私一人だけっぽい感じ。
平日の昼間ですから、ま、そりゃそうかもしれません。
料金はたったの300円!
なんという太っ腹と言いますか、感激。
 
   
お風呂場は上がって2階のようです。
写真は2階からの映像です。
雑誌やネットでよく見かけていた風情のある内風呂は、なんと湯をためてる最中で入れないとのこと・・・残念。
けど、撮影だけお願いしてパシャっ!


この風情・・・嗚呼いとおかし・・・
またまた見てください!お湯がグレー色です!
源泉がちょろちょろ注がれていましたが、この湯量でしたら、浴槽を満たすにはあと1時間はかかりそうな感じでした。
そしてお隣にある、既に湯が満たされている露天風呂にて入湯です。
なんと、貸切です!
300円で貸切!!!
凄いっす(^^)

浴槽は3~4人でいっぱいになるサイズです。
貸切・・・たまりません(^^)
そして、ほんとお湯がグレー・・・・初めて見るお湯の色です。
こちらの宿のホームページの写真では若干透き通ったほんのり緑がかった色をしているのですが・・・日によって異なるんでしょうね。
何せ温泉は天然モノですから。
また、浴槽に湯が入ってからの経過時間によって、酸化等により変色もあるんでしょうね。

では、恒例?の入湯シーンでございます(^^;
  
  
明礬地区なので、硫黄の香りは多少あると思ってたら、皆無でした。
そして、お湯をテイスティング?!
おお~酸っぱい!!!
まさにレモンかお酢のような酸っぱさです!
流石酸性泉!
こりゃ、効きそうっす。
そして、そこに僅かながら泥っぽいものが・・・
非常に粒子が細かいので、そ~っと救い上げて、腕にパックを試しました。
   
これは、肌に疾患がある方にはとっても染みて効きそうです。
私は基本お肌つるつる系なので、特に変化はございませんでした(^^;
 
   
いやぁ~これはとても貴重な珍しいお湯かと思います。
じっくりと30分ほど堪能(15分は撮影で出たり入ったりですが)させて頂きました。
別府はほんと奥が深いですね。
明礬地区でまだ入湯していないところもありますので、別府へ訪れる度に一度は新たなとこへ入湯させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
温泉分析書です。
 
  
 
温泉データ
| 名称 | 湯元屋旅館
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|---|---|
| 住所 | 〒874ー0843 大分県別府市明礬3組
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| 電話番号 | 0977-66-0322
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| 営業時間 | 10:00~21:00 (受付は20:00まで)
 ご宿泊が多数の場合、お断りさせて頂く場合がございます。
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| 入浴料金 | 300円(50分)
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| 泉質 | 酸性-アルミニウム-硫酸塩泉
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| 源泉温度 | 81.9℃
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| pH | 1.8(強酸性)
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| 湧出量 | 9.1リットル/分
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| 湧出形態 | 自然湧出
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| 加水 | 無し
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| 加温 | 無し
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| 消毒 | 無し
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| ぐっちの寸評 | こりゃ、強力な温泉の一つです。pHが1.8ですから、殺菌力は相当なものだと思います。温泉地名になっている明礬(みょうばん)とは、硫酸カリウムと硫酸アルミニウムなどの金属が、硫酸塩の形で結ばれた複合体のこと。ゆえ、まさにこちらの泉質を改めて見ますとまさに「明礬温泉」なわけです。この明礬はワキガ予防剤としても利用されているみたいですので、ほんと肌の殺菌は凄いんでしょうね。ただ、酸性がきついので長湯は禁物です。長くても1回5分程度で、湯上りにはかけ湯をされたほうがいいでしょう。
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| ぐっちのお気に入り度 | ★★★★
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