硫黄泉とは   源泉かけ流しどっとねっと

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硫黄泉

硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計(総硫黄)が2mg/kg以上あれば、硫黄泉となります。

また、硫黄泉には「硫黄型」と「硫化水素型」の2種がございます。

硫黄泉の特徴はゆで卵のような香りがします。
これは硫化水素ガスによるものです。

硫化水素ガスは吸いすぎると、中毒が起きることがございますので、ほどほどに(^^;
けど、私はこの臭いが大好きなんです。

■硫化水素型
 遊離硫化水素(気体)が主成分になり、こちらはゆでたまごのような臭いがします。
 酸性~中性が多いです。
 また、空気に触れることで(酸化することで)、硫黄成分がコロイド化(粒子が大きくなる)ことで、白濁(光の反射により白濁して見える)します。
 ゆえ、源泉から湧き出たての場合は、無色透明ですが、時間が経てば白い濁り湯になる場合が多いです。
 関西では「湯の峰温泉」「南紀勝浦温泉」あたりに多いです。

■硫黄型
 硫化水素イオンが主成分となります。
 中性~アルカリ性の場合が多いです。
 この硫黄型は珍しく、エメラルドグリーンになるケースがございます。


硫黄泉は肌の角質を軟化溶解する働きがあり、またメラニン色素を分解してくれる働きもあるそうで「美肌の湯」と言えます。
「湯の峰温泉」の多くは「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)」ゆえ、超美肌の湯だと言えるかと思います。

また、硫黄は毛細血管を拡張させる働きもあると言われています。
また、解毒作用もございます。

ただ、やはり、体には負荷がかかりやすいため、湯あたりしやすい泉質なので、長湯は避けられたほうがいいと思います。